3443通信 No.379
みみ・はな・のどのQ&A
「鼻炎や鼻づまりが大病につながる?」

ここでは、みみ・はな・のどの症状に関する患者さんの疑問について、解説するコーナーです。
【質 問】
「毎年冬になると必ず鼻炎がおきます。こうした鼻炎や鼻づまりが大病に繋がることはあるのでしょうか?」
大学のスキーサークルに所属しているため外で過ごす時間が多くありますが、鼻づまりのせいで集中することが出来ず困っています。また、卒業試験も控えており、体調管理に不安があります。
また、こうした鼻炎や鼻づまりが大病に繋がるということもあるのでしょうか? もしあるとしたら、病気にかかる目安や、鼻炎や鼻づまりの予防や対処方法について教えて下さい。
【回 答】
「外での鼻づまりの原因は主に3つが考えられます」
寒い時期に外で鼻づまりを起こしてしまう原因は、主に3つ挙げられます。
1.単純な鼻かぜ(急性鼻炎)
2.それらが悪化した急性副鼻腔炎(蓄膿症)
3.アレルギー性鼻炎
まず1つ目の急性鼻炎ですが、これはウイルス感染によってひき起こされます。温度の低い外気により鼻の入口部分の温度が下がり、ウイルスの生存に適した状態になるため発症します。
2つ目の急性副鼻腔炎は、1の鼻炎に二次感染で細菌が付着して炎症を起こしたものです。風邪が治りきらないまま時間が経ち、そこに細菌が繁殖して膿を持ってしまうと、鼻腔の脇にある副鼻腔にこの膿が溜まって青っぽい鼻水がでたり、頭痛が起きたりします。
3つ目は、寒気が過敏状態となった鼻粘膜を刺激し、くしゃみ・鼻水・鼻づまりがなかなか止まらない状態となります。
これらは全て鼻粘膜に寒気が触れることがきっかけで発症します。そのためマスクなどを使用して冷たい空気を避けることで症状を緩和させることが出来ます。
この三つの症状の鑑別法ですが、急性鼻炎(鼻風邪)は寒気を避けて体調を整えれば症状は治まります。
急性副鼻腔炎では、鼻づまりに加えて青い鼻水(膿)が出ますし頭痛もしますので、抗生物質などを用いた治療が効果的です。
アレルギー性鼻炎は、くしゃみ・鼻水・鼻づまりが屋内でも収まらず、鼻や目が痒くなることもあります。こちらも抗アレルギー薬でアレルギー症状を抑えることで対処が出来ますので、耳鼻科医に相談するのが良いでしょう。
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「みみ、はな、のどの変なとき」より「鼻症状について」