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3443通信 No.381

 

訪れた人たち
~庄村 敦子さま(教育ジャーナリスト)~
書籍『東大理三の世界 日本一の天才集団のみた謎すぎる生態』のご紹介

秘書課 青柳 健太

図


 院長が、これまで執筆してきた書籍の中に『花粉症を治す』(PHP研究所。下図)という本があります。この本を上梓する際にお世話になったのが、仙台に何度も通って取材して頂いた庄村敦子(しょうむら あつこ)さまというライターさんです。
 庄村さまはフリーライターとして女性誌や健康雑誌などを手掛けておられ、結婚・出産の後に現在は教育ジャーナリストとして数々の記事を執筆されています。

00 「花粉症を治す」表紙
院長著の『花粉症を治す』


 その庄村さんの著作『東大理三の世界(ダイヤモンド社)が、このたび御出版されました。
 この本は、誰もが知る日本で最難関大学の一つでもある東京大学。その中でも、特筆して高い偏差値が必要とされる理科三類(通称:東大理三)に合格した“天才たち”に焦点を当てたノンフィクション作品です。

 頭が良すぎるために天才・奇人変人と称されてしまう。そんな理三生たち20名の取材を通して見えてきた天才たちの日常が、つまびらかに描かれています。
・映画製作のために医師を目指した精神科医へ。
・30代のヒモ生活から依存症治療の専門医へ。
・鉄ゲタ・鉄鎧を着た内科医
・地面で筆算していた算数好きが、スタンフォード大学A+評価を受けてAI開発者となった医師。
・東大医学部卒のプロ雀士
 と、これだけでも何だか「本当に大丈夫なの?」というツッコミをしたくなるような、本を読んでみたくなるような気にさせられてしまいますね。

 実際に本を読み進めていくと、“頭が良い”“偏差値が高い”だけで、順風満帆な人生を送ってきたわけではないということが分かります。特性的に記憶力が高かったり、情報の入出力が優れていることは前提としてありますが、その個人個人が持つ特質に努力を重ね、紆余曲折の果てに様々な分野で一目置かれるような成果を上げてこられたことが書かれています。
 全てを紹介することは難しいのですが、読書が苦手!という人がもしこの本を手に取る機会がありましたら、2つの場所だけでも目を通して頂きたいと思います。

 一つ目は、目次です。
 上記に記したように、奇想天外なキャッチコピーが書かれた人物ファイルの中から興味を引かれたものがあれば、そこから読み進めてみるといいかも知れません。

 二つ目は、末尾にある「東大理三を目指す人への真剣アドバイス」です。
 冒頭では「意外と合格する」や「満点取れば受かる」などの、あんた何言ってんの?とツッコみたくなるようなアドバイスもありますが、大事なのはその後です。

「受験の時の学力が人生に及ぼす影響は少ないが、その過程で得られた自己管理能力やタスク設定力は役に立つ」
「本番に強くなる力を何かしらの方法を見つける」
「23時までに寝る」
「やりたい学問を優先する」
 といった、直接的な学力に繋がらないようなことの積み重ねが結果に繋がったという実体験が書かれていますので、その中から一つでも心に刺さるフレーズが見つけてみてください。決して、ただの時間の浪費にはならないと思います。

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