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2023年1月 No.335


陸上自衛隊主催の
東北方面隊創隊62周年記念行事レポ2

秘書課 菅野 瞳

図01


前号に引き続き
 前号でご紹介した東北方面隊創隊62周年記念コンサートに引き続きまして、9月25日(日)に記念式典がもはやお馴染みの仙台駐屯地で行われました。式典当日は、これを秋晴れと言いますと言わんばかりのお天気に恵まれました。
 お出かけ日和の晴天も相まって、観閲式開始までにはだいぶ時間がある中、大勢の方々が来場し、普段は見ることが出来ない装備品の展示に見入っていました。
 3年前までは、毎年間近で見ることが出来ていた装備品の数々……装備品を見慣れている筈の私も、数年ぶりに目の当たりにした戦車や装甲車に、いつぞかに感じた迫力を受け、新鮮な気持ちで見学を楽しみました。

県旗って?
 そうこうしている間に、観閲式開始のアナウンスが流れ、前日に素晴らしい音色を聞かせて頂いた、東北方面音楽隊の奏でるメロディーの伴奏に乗せて、観閲行進が始まりました。例年通りまずは県旗の入場です(図2)。

図02
 図2 宮城県旗の入場


日本国のシンボル・日の丸を目にすることは多々あっても、県旗を目にする機会はなかなかないと思います。ここで豆知識?……っと言いましても、記念行事でのアナウンスの受け売りです(笑)。
 ここ宮城県の県旗(図3)は、平仮名の“み”の字を宮城の萩の葉型にデザインしたものなのだそうです。東北六県の県旗が続々と入場し、続いて東北方面隊各部隊の行進・続けて訓練展示です。いつ何時に起こるか分からない災害に対処すべく、日々行われている訓練が披露されます。地上から上空から、それぞれ披露され、これはまさに日々の訓練の賜物だなと感心しました。

図03
 図3 宮城県旗


 無事に観閲式(図4~6)を終えると、皆さんお待ちかねの戦車体験搭乗が行われます。何度なく自衛隊駐屯地に足を運ばせて頂いている私ですが、未だ戦車搭乗は未知の世界です。ぜひぜひ次年度は体験搭乗用の整理券を入手し、“私も入隊致しました(笑)”という記事を執筆したいと思います。

図04
 図4 82式指揮通信車

図05
 図5 観閲行進の車両群

図06
 図6 88式地対艦誘導弾


さいごに
 最後に、3年ぶりの開催となった東北方面隊創隊62周年記念行事を機に、地域の皆様に親しまれ、今後益々の発展と隊員の皆様のご健勝を祈念したいと思います。

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