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みみ、はな、のどの変なとき

9 外耳道異物「昆虫が耳穴に入り込んだとき」

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外耳道異物とは

⼦どもがおもちゃを⽿の⽳に⼊れて取れなくなったり、⼤⼈でも昆⾍が⽿に⼊り込み困ったり、そんな状態を外⽿道異物と呼びます。「異物」とは、通常なら⼈体の中には存在しないものが、体の中へ⼊ってしまったときに使う⽤語です。

⾍が⽣きたまま⽿の⽳の⼊ると、⽿⽳の中で暴れるので痛いしとてもうるさいし、⼀体どうなってしまうのかと気が気でないものです。
 これまでこのような場合には、⽿⽳を電灯など光のある⽅向へ向けると⾍が⾃分から⾶び出すとか、家庭で調理⽤の油などを⽿⽳に流し込み、⾍を殺してから⽿⿐科医へ⾏くとされて来ました。

けれどもたいていの場合、⾍はこちらの都合を無視してなかなか出て⾏ってくれませんし、油でもそううまく⾍が死ぬとは限りません。⾍が⽿の中で暴れて⿎膜に傷でも付いていたら、中⽿腔(⿎膜の内側のスペースです)から内⽿に油の成分が染み込んで、⽿の神経を冒してしまう可能性だってあります。

むしろ余り対応にてこずるようでしたら、とりあえず⽿⿐科医に診せるようにしてください。⽿⿐科医では、⾍に⿇酔剤のスプレーを吹き付け、⾍を即死させ、しかも⽿が痛くないようにして除去します。

 

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