3443通信 No.377
日本耳鼻咽喉科学会総会(仙台)
ポスター演題『スギのユーラシア大陸の分布とそれを裏付けるマンモスの記録』
を発表しました。
院長 三好 彰

図1
この度、仙台では16年ぶりとなる仙台日本耳鼻咽喉科学会総会が開催され、私を筆頭演者としたポスター発表(PDF)を行いました(図1)。
その内容は、宮城耳鼻会報92号に上梓したエッセイ『スギとマンモスとユーラシア大陸』(3443通信 No.370)をベースにしています。
さて、この総会に合わせて多くの耳鼻科医が仙台に集まってきます。
私の古くからお付き合いのある友人や知人の医師も日頃は外来診療で多忙を極めていますが、こうした学会は直接お会いする限られた機会となります。
特に今回は私の地元仙台が開催地になりますので、折角ですから仙台の美味を味わって貰いたいと思い、夕食会にお招きすることにしました。
ここでは、久々の再会となりました先生方をご紹介させて頂きます。
三辺 武幸 先生(図1、共同演者)
三辺先生とは、1978年に日耳鼻学会主催の夏期講習会でご一緒したのをきっかけとして交流が始まりました。
昭和医科大学に勤務しておられ、一時期に私の師匠である故・鈴木淳一教授(帝京大学)に師事しました。また、私たちが長年実施してきた中国アレルギー疫学調査にも複数回に渡って参加し、標高3000メートルを優に超えるチベット(図2)では雄大な景色を前に感動を共有しました。
2007年チベット調査に同行(初参加)した青柳秘書は、三辺先生のまるでゴッドファーザーのような貫禄とテノールボイスに圧倒されてしまい「怖い先生なのでは……」という印象を持っていたそうです(実際はすごく優しい先生でした)。

図2 2007年チベット調査(後列の右2番目が三辺先生)
阿部 隆 先生(阿部耳鼻咽喉科医院 院長)
阿部先生(図3)は、2025年に訪れた阿部先生の長年の夢「やさしい森プロジェクト」3443通信No.359(https://www.3443.or.jp/news/?c=18979)の紹介記事や、私が監修した医学コミック『難聴・早期発見電』(https://www.3443.or.jp/img/book/manga_07.pdf)の登場人物でお馴染みの先生です。

図3 三辺先生(左1番目)、阿部先生(左2番目)と一緒に大観楼にて
阿部先生とは岩手医科大学の同期生であり、40年近いお付き合いのある友人です。
元々は地元に歯科医師がなかったことから歯科医を目指して岩手医科大学の門を叩きましたが、同大学の立木孝教授の師事を受けて耳鼻科医へと転向し、秋田県横手市で開業されました。
また、私が世話した中国の留学生(弟子)の一人である殷敏先生(南京医科大学臨床教授)が秋田大学に留学した関係からご縁が深まり、殷先生の秋田在学中には公私ともにお世話になった経緯があります。
前述の三辺先生と一緒に、「大観楼」で夕食をご一緒しました(図4)。

図4 大観楼のうなぎ割烹
大沼直紀先生(筑波技術大学 元学長)
大沼先生(図5)は、以前私が学校医を勤めていた聴覚支援学校(旧県立聾学校)の教諭を勤められていた経緯から、私の父である三好佑(みよしたすく)と長らく交流のあった先生です。
今回の総会では、大沼先生が開発に携われた「ヨミテル」という“電話の会話を文字化する電話リレーサービス”のPRをされるために来仙されました。
当HPでは、2017年に開催された大沼先生による聴覚支援学校での特別講演(3443通信 No.329)や、ご著書である「あなたの耳は大丈夫?」(PHP)をご紹介していますので、ぜひご一読ください。

図5 大沼直紀先生
仙台一!?のお寿司屋さん「陸女鮨(おかめすし)」
今回は折角の機会ですので、仙台市で一番美味しいお寿司屋さんとも称される「陸女鮨(おかめすし)」(図6)にご招待し、地元宮城県産の新鮮かつ珍しい魚介類の品々を大将手ずから握ります。

図6 代診医の三浦先生(記事)と、今年2月に再選を果たした秋葉議員も急遽参加いただきました
特に今回喜んでいただいたのが、北海道羅臼町などでとれる「ぶどうえび」(図7)というとっても珍しいエビです。頭がぶどうのように濃い紫色をしていることからその名が付けられ、漁獲されることが極端に少なくそれに比例して流通量も限られていることから、高級寿司店などでも滅多にお目に掛かれない幻のエビとのこと。
その身は甘みが強くネットリとした食感が特徴的で、牡丹エビをさらに濃厚にしたようなイメージでした。

図7 幻のエビ「ぶどうエビ」
次いで初めて聞いたネタが大船渡産の「いしかげ貝」(図8)です。
こちらも全国で唯一岩手県の大船渡エリアでの漁獲されるホタテのような甘味とアサリの旨味を持った高級二枚貝です。シャクッと噛み応えの後に、口全体に甘みがフワっと広がります。

図8 こちらも珍しい いしかげ貝
また、知る人ぞ知る閖上産の赤貝(図9)、塩釜港で水揚げされた本マグロの大トロと中トロ(図10、11)、七ヶ浜産の真鯛(図12)、県内産のウニ(図13)が並びます。
またシャコ(図14)には一家言あり、食感が固くなる卵を持つ雌は使わず、かならずオスのシャコしか使わないとのこと。

図9 閖上の赤貝 図10 塩釜産の本マグロ(大トロ)

図11 同じく本マグロ(中トロ) 図12 七ヶ浜産の真鯛

図13 宮城県産のウニ 図14 雄しか用いないというシャコの握り
他にも、県外産のネタ(図15~18)もどれもが美味しく、参加者の皆さんは「うむぅ」と感嘆の唸り声をあげながら箸を進めておられました。

図15 千葉県銚子産のカツオの藁焼き 図16 北海道苫小牧産のホッキ貝

図17 京都府舞鶴産のアジ 図18 九州産の赤イカ
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